赤間神宮や他のお社で心を洗い、(詳細はこちら→https://bukulvsorakumo.com/akama-jingu)関門トンネル人道を通って九州に渡りました。
人道トンネルの往復は、後日アップします😊

下関のみもすそ川公園から見えた和布刈神社は、人道トンネル門司側の目の前にありました。
こちら側からも入れますが、裏参道の雰囲気です。
境内を通って駐車場まで行ってみました。

やはり、駐車場側が表のようです。
このご時世なので、手水舎の水は抜かれていました。
細身の龍神さんが、「カラカラじゃ。乾いて痩せてしまったわい。」と言っているように見えました(笑)

しめ縄を張った大きな岩。
磐座?を通り過ぎると、

狛ちゃんズのお出迎え。
目が金色に塗られているので、目力があります。
阿形の狛ちゃんが抑えている珠もキラキラできれいです✨
狛ちゃんズを過ぎると、

またしても岩。
最初の岩よりはるかに大きく、拝殿より高いかも。
磐座ということは、かなり古くからある神社なんだな~と思いました。

拝殿です。
まずは、ご挨拶と日々のお礼を🙏
スッキリした雰囲気のお社ですが、

龍神さまが~。
彫刻が見事です。
左右の端には、

獅子?
ここも目が塗られているので目力が…というか、怖かわいい(笑)。
地球外生命体のように感じます😅

境内を散策していると、

海に降りる階段がありました。
和布刈神社と言えば、和布刈神事が有名です。
そもそも和布刈の和布はワカメのことを意味しており、神事は神功皇后が三韓征伐からの凱旋を祝ってワカメを神前にささげたという故事が由来になっています。
旧暦元日の早朝に三人の神職が、おそらくこの階段から海に降りて、松明の明りを頼りに鎌でワカメを刈り取り、神前にささげ航海の安全・豊漁を祈願します。
ローカルニュースで必ず取り上げられ、春が近いことを感じる神事です。

和布刈神社から見た関門橋です。

コンテナをたくさん積んだ大きな船!!
船の往来を眺めていても飽きません。

授与所の外に置いてあります。

寄ってみると、

一年幸ふくみくじ😆
この辺りでは、フグのことをふくというのですが、そのフグをかたどったおみくじがコロコロと木桶に入っています。
なるほど、左にある釣り竿で釣り上げるんですね、可愛い❤

境内には、猿田彦大明神、稲荷社、恵比寿社もありました。
稲荷社の狛狐さんが、かなり怖い顔をしているのですが、じ~っと見ていたら営業用に頑張って怖い表情をしているように見えて、つい笑ってしまいました。

北九州市に縁のある作家、松本清張の文学碑もありました。
境内は、そんなに広くないのですが、見どころ満載です。

赤間神宮とは違う雰囲気だけれど、ここでも心をキレイにしていただきました。
来てよかった~。
心のくもりが晴れました、清々しい。
ありがとうございます。
神社に一礼し、再び本州に向かいます。

帰宅してから見たHP(https://www.mekarijinja.com)によりますと、

御祭神は、天照大神の荒魂「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)」。別称「瀬織津姫(せおりつひめ)」という月の女神であり、穢れを祓う禊の神さま、潮の満ち引きを司る「導きの神さま」とも言われている。

瀬織津姫さま~🙏
あれ?
でも、月の女神⁇
月の神って男神の月読命では?
…⁇
まぁ、いいや。
神さまがいっぱいいるのは良いこと、と受けとめることにしました。
もしかしたら、太陽も天照大神だけではないのかもしれない。
「記紀」を編纂する際に、藤原氏が自身の地位を正当化するために数々の仕掛けを施したという説があることを、とある本で読んだばかりです。

勝者は善で、敗者は悪と刷り込まれてきた気がします。
でも、歴史は勝った者の歴史だから。
時代が古ければ古いほど、両者の言い分は正確にはわからない。
負けたほうにも彼らの正義はきっとあったはず。
源平合戦で敗れた平家に関わりのある赤間神宮も参拝したせいでしょうか。
いつも思うことだけれど、物事は一方向だけでなく多方向から見ないとね。

最後までお読みいただきありがとうございました。