とある公共施設で働いています。
入り口からカウンターへ案内する点字ブロックがあるのですが…、
一人で歩ける幼児から小学校低学年くらいまでのこどもは、点字ブロックの上を歩くのが好きです。
中には、点字ブロックを線路に見立てて、電車になりきって歩いている子もいます。
効率とか最短距離とか考えないでたどるんですよね。
その姿が可愛らしくて面白くてたまりません。

わが子たちが小さい時もやっぱりそうでした。
横断歩道は白い線の上だけしか歩かないとか。
この色のタイルの上だけ歩く、その色を踏み外したら、「あー、落ちちゃったー」とか。
彼らの頭の中には、どんなストーリーや風景が広がっていたんだろう。
こどもって、おもちゃや遊具がなくても遊びを作り出せる天才だな、という場面をたくさん見せてもらいました。

私にもあった、誰にでもあった、そんな時期を生きるこどもを大事に見守りたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。