二泊三日の奈良・京都ひとり旅をしてきました。
奈良・京都というと、中学や高校の修学旅行の定番コースですが、私の通った学校の修学旅行はそちら方面ではありませんでした。
若い頃は京都と奈良の違いがよくわからなくて(ごめんなさい!)、漠然とした憧れだけがありました。
初めての京都は二十代の頃に、やはり一人で行きました。
京都駅前に高い建物がなくて、広く遠くまで見渡せたイメージが残っています。
当時はお寺と仏像が好きであちこち回ったのですが、清水寺の参道で清水焼を買ったこと、三十三間堂の仏像に圧倒されたこと、竜安寺の石庭が静かだったこと、どこかのお寺で時代劇のロケ中だった松方弘樹さんを見かけたことを覚えています。
(余談ですが、今は神社も好きです。)
わが子が京都に住むこととなり、引っ越しの時に久しぶりに京都を訪れることができました。
引っ越しと言いつつ家電が届くのを待つことがメインだったので、それは家主となるわが子に任せ、私はこの時とばかり金閣や竜安寺へ出かけました。
久しぶりの京都は、特に駅前が近代的になったけれど圧迫感があり、いろいろな国からの観光客が多くて、ここは本当に日本なのだろうかと感じました。
わが子の住まいを拠点に昨年のGWには主人と京都に行き、『大人の修学旅行』と生まれて初めて奈良も訪れました。
その時は奈良での時間が半日だったので、奈良駅周辺を周りました。
興福寺で阿修羅像のイケメンぶりに感動し、迦楼羅天を見てインドネシアのガルーダを思い出し、東大寺で大仏さまの大きさに驚きました。
ゆったりした雰囲気の奈良がとても好きになりました。
その半年後にも、また主人と京都・奈良を旅しました。
京都も奈良もまだまだ奥が深く、あちこち周ったのに帰りの新幹線ホームで『また来たい…』と思うのでした。
家に帰ってからは訪れた場所の復習をします(笑)。
すると、『えっ、こんなところもあったの⁈見逃した。また行きたい。行かなくては!』と一人で盛り上がります。
今回の旅は奈良を堪能することにしました。
とはいうものの、法隆寺にも行きたいし、吉野にも行ってみたいし、神社仏閣めぐりであることは間違いないのですが、行き先がなかなか決まりません。
英彦山に登ってから山登りの楽しさに目覚めたこともあり、「そうだ、霊山!」と思いました。
今回の旅の主目的は、大神神社からの三輪山登拝です。
登拝予定日の天気が思わしくありませんが、そこは臨機応変に考えるとして、奈良・京都旅の始まりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。