投稿の間隔がずいぶんあいてしまいました。
投稿していないものの、映画や展覧会を観たり、ひとりでお泊りしたり、相変わらず元気に夏を満喫しています😊

お盆は夫と岩手に帰省してきました。
行くか行かないか、日程をどうするかでちょっと出遅れたので新幹線に空きがなく、時期を少しずらしての帰省となりました。
岩手も連日30℃越えです🥵
東京よりやや涼しいものの予想していた避暑気分とは違いましたが、夜は窓を閉めて扇風機の風だけでもぐっすり寝ることができました。

九州に住んでいた頃の帰省は、年に一回、冬でした。
東京に引っ越してきて近くなったものの、新型コロナウイルスの流行で昨年は帰省していません。
今年は新型コロナの自粛も解け、母の四十九日もあり帰省しました。
久しぶり(10年ぶりくらい?)に母方の祖父母のお墓参りもしたかったのです。

母方の祖父母は訳あって別々のお墓に入っています。
祖父は住職をしていたので、そのお寺の歴代住職の墓所にお墓があります。
住職の妻は、歴代の住職の墓所と同じ場所に、歴代の住職の妻を一つのお墓にまとめて入れるらしいのですが、祖母は生前からそれを嫌がっていたと聞いています。
お寺時代やその後の苦労を思い出すからなのでしょうか?
祖父は、母が中二の頃に若くして亡くなりました。
後を継ぐはずだった母の弟が得度前だったので、そのまま寺に残ることはかなわず、祖母は五人の子どもを連れて寺を出て暮らすことになりました。
祖母の実家からも援助を受けながら祖母が代用教員などをして、なんとか六人で暮らしていたようです。
30年ほど前、祖母が亡くなった時に五人きょうだいが相談して、(今のところ)祖母だけのお墓を建てました。
盛岡市街の岩手山やダムが美しく見える高台にあります。
宗教・宗派に縛りがないため墓石が様々です。
祖母のお墓も仏教関係者のお墓とはわからない、宗教色のないお墓です。
母と一緒に祖母のこのお墓参りをすると、
『私もこのお墓に入りたいなぁ』
と、冗談とも本気ともつかないことを言っていました。
墓地だけど、なんとなく気持ちのいい場所で、
『私もそう思うわ』
と、返していました。

8月15日にお墓参りをしました。
久しぶりの墓参になったことをお詫びし、感謝と供養の祈りを捧げました。

駐車場から臨む岩手山です。
雲がかかっているのがとても残念😖
黄緑色の草原はダムの一部です。
貯水量が少ないのかな…?
たくさんあるフェンスの柱に、それぞれ一匹ずつトンボがとまっていました。

景色も堪能し、もう一度お墓にご挨拶して帰ろうとしたら…、
私目がけて飛んできて、周りを漂っているトンボがいました。
逃げる気配は全くありません。
手を差し出すと、なんと、その手にとまりました😲

飛び立とうともせず、すっかりくつろいで、『休め』の羽になっています😲😲
トンボを驚かせないように平静を装いながらも、もうビックリ!
なにゆえ、
お盆のお墓参りで
こんなことが起きるのか⁈
おばあちゃんか?母か?
私のお墓参りを喜んでくれたのかな、と思うと涙が出てきました。
愛を感じました😭

トンボの感動の余韻にひたりつつ、祖父が住職をしていたお寺に向かいました。
(お盆には何が起こるかわからない…その弐に続きます。)

最後までお読みいただきありがとうございました。