二週間ほど前に熊野の摩崖仏が見たくて、友人と三人で国東半島に行きました。
うちの末っ子の幼なじみのママです。
この子たちは小学校から高校までずっと一緒、高校では部活動も一緒です。
私が土日休みではないのでなかなか会えませんが、たまたま土日休みが取れたので誘ってみると「行く~」と快く同行してくれました。
ロングドライブでしたが、話は尽きません。
受験を控えたわが子たちのこと、今ハマっているドラマの話、田んぼのあぜ道に咲く真っ赤なヒガンバナを見て歓声😆
あちこち回った場所はすべて素敵な場所でしたが、その中でも特に印象に残ったのが、

こちら。
参道の国東仁王が凛々しい両子寺です。
紅葉の気配は全くなく、むしろ青もみじが美しかった。

この仁王様の足元には看板があり、

ご参拝の方で足腰の悪い方はこの仁王像の足をさすって強い足にあやかってください

と、書いてありましたので筋肉隆々の足をさすらせていただきました。
ホントに立派なふくらはぎでした(笑)
石段を上がり、池の脇で必死に寄ってくる鯉に、「エサはないよ~」と声をかけるちょっと意地の悪いオバちゃん三人😅

こちらが両子寺のHPです→http://www.futagoji.jp/
まずは護摩堂を参拝しました。
護摩堂ご本尊の大聖不動明王は、迫力より優しさを感じるお不動様でした。
お不動様の(向かって)左となりに仁聞菩薩像。
両子寺の開祖なのですが…。
あれ?
私の記憶センサーに何か引っかかりました。
仁聞上人は奈良時代に大分県国東半島を中心に活動し、28の寺院を開基したとも言われる伝説的な僧侶です。
で、この方、法蓮上人と同一と見られている伝承もあるようで、そのことを思い出しました。
法蓮上人といえば、記念すべき私の初ブログ『法蓮上人の足跡をたどる①https://bukulvsorakumo.com/hourenn1』で参拝したお堂を開いた方。
何か、つながった。
一人ひそかにテンション⤴
奥の院を目指して進みました。

奥の院への参道の入り口には、私好みの鳥居が。
そして鳥居をくぐると、

これまた私好みの狛犬が!
「狛ちゃん、かわい~」と、ひとりで楽し気な私に友人は??
今まで狛犬を意識して見たことがなかったそうで、「狛犬って違いがあるの?」と、尋ねられました。
狛犬の魅力を力説(笑)
狛ちゃんにあいさつした後、参道はまたしても石段…。
踊り場がない、キツい😣

こちらが奥の院です。
写真では分かりにくいのですが、ブログで紹介した法蓮上人にまつわるお堂と同じ懸造り。
岩肌を背に建っています。
おお~。
このときなぜか、「一回りした」と、思いました。
なんだろう、一回りって😅

奥の院岩屋洞窟の不老長寿の水をいただき、ろうそくを灯しました。
その後で奥の院本殿に参拝(こちらを先に参拝するべきだった?)。

オバちゃん三人集まれば、戻る途中もおしゃべりは尽きず…。
が、途中で私の足が止まりました。

お山巡り…。
山。
登りたい…。
しかし、どれくらい時間がかかるのだろう?。
この鎖場を今日の軽装で登れるのか?
そもそも、今日一番の目的地『熊野の摩崖仏』にまだ行けてない。
うむむ~。
再訪だな。
と、心に決めて、かしまし(元)娘たちは次の目的地に向かいました。
Yちゃん、Hちゃん、楽しい旅をありがとう!!

最後までお読みいただきありがとうございました。