両子山のソロ登山から一週間。
またしても登山😆
今回は登山部でほぼ一年ぶりの英彦山に行きました。
思えば一年前の英彦山、あれが私の大人登山デビューでした。
そこから山の面白さにハマり、神奈備や修験の山が好きで一人でも登るようになってしまいました。
さて、今回の英彦山ですが、私のたっての希望で高住神社からのアタックとなりました。
紅葉を期待して。
高住神社からの登山口は、境内を通って行きます。
この日の参道は、紅葉前の木々の緑がとても優しく感じられました。
登山の無事を祈願し、社殿右わきのご神水を水筒にいただき、いざしゅっぱぁつ!
すでに登山口から大岩がゴロゴロとある岩道。
鎖場やはしご場も多く険しいルートです。
けど、楽しい⤴
道は険しいですが、きれいに色づいた木々に歓迎してもらいました。
そして、
北岳山頂に到着!
本当の山頂は禁足地になっています。
開放感のある明るい場所で、パワーがありそうだなぁスポットでした。
お社と祠がありましたので、手を合わせました。
そして、ここから上宮のある中岳を目指します。
稜線伝いの道は歩きやすく、景色もいい。
上宮が、とてもきれいに見えました。
最初は歩きやすく、三人でわーわーきゃーきゃーと歩いていましたが、上宮に近づくにつれて再び大岩を登る道になってきました。
中岳山頂ももうすぐ、というところで隊長が岩の上に赤い四角いものを見つけました👀
赤いカバーのついたスマホでした。
…。
三人で顔を見合わせ、どうしよう…?
中岳に向かった方のものか、すでに下山を開始した(北岳に向かった)方のものか判断がつきません。
が、とりあえず拾い上げ中岳にいらっしゃる方に聞いてみることにしました。
中岳山頂は広場になっていて、立派な休憩所やバイオトイレ(!)、テーブルとイスもあります。
テーブルは既にすべてうまっていて、地面に座って休憩している方もいました。
で、スマホの聞き込みです。
全グループにお声掛けをしましたが、皆さん違うとおっしゃいます。
え~、どうしよう。
すれ違った方のスマホでしょうか?
親切心から持ってきたけど、落とした方が気づいて取りに戻るのであれば、そのままにしておいたほうが良かったかなぁ…と思ったりもしました。
三人寄れば文殊の知恵💡
下山したら駐車場のそばに交番があるから、そこに届けよう、という結論に達しました。
すると、先ほど私たちが北岳から中岳に向かう途中で逆方向に向かっていた方が、真っ赤な顔で息を切らせて中岳の広場に来られました。
あっ!きっとこの方!!
と、近寄りスマホを差し出すと破顔一笑😄
その方のスマホでした。
スマホを入れていたサコッシュ?ポシェット?、まぁ、とにかくそういう小さなバッグのファスナーを閉め忘れていて、険しい岩場を降りる時に落ちてしまったそうです。
持ち主にお返しできて一安心。
スッキリといい気持ちで昼休憩です。
あっ、その前に上宮参拝もしましたよ。
山頂標識と紅葉と青空~😄
昨年の初英彦山は、紅葉がふもとまで下りていて、山頂は冬景色。
風が強く寒かった記憶が鮮明に残っています。
今回は、むしろ暖かい。
風もなく、最高の日和です。
最近流行りの、山で調理する山ごはんの『映え~』写真を撮っていらっしゃる方もいました。
(遠目ながら)きれいに盛り付けていてすごいなぁ~。
装備が多くて大変そう。
私は、山に来てまで調理はしたくないぞ(笑)
尊敬~。
次は南岳に向かい、鬼杉周りのルートで下山します。
中岳から南岳は、あっという間。
気持ちよく歩いているうちに着きました。
さて、ここから鬼杉を目指すのですが、なかなか手ごわいルートでした。
鎖場あり、はしごあり。
え~、どうやって下りるの~?
でも、これは下りでよかったね。
登るほうが大変な気がする…。
と、口々に言いあいながら、木漏れ日の岩道を下りました。
途中、開けた場所ではこのような眼福をいただきました。
実際は写真より、ずっとキレイ。
この道で大丈夫かな?と心細くなると、木に巻かれた目印や岩にペイントされた目印、案内標識と出会います。
ステイホーム期間にわが子と鬼杉を目指したときは、本当に不安だったなぁと思い出しました。
このパーティーでの登山は、F隊長が全体のルート把握、I副隊長が写真係兼目印見つけ係。
そして私がお祈り担当←一番成果が目に見えない(笑)。
なかなかバランスの取れた(えっ?)パーティーなので心強いです。
鬼杉に到着~。
奈良時代から生育って、すごい。
二人が鬼杉との写真を撮っている間に私は周囲を探索。
3月に来た時は、そんな余裕がなかったので…😅
鬼杉の右後方に『牛窟』なるものがありました。
『窟』ということは、行者さんの修行に使われていたということなのでしょう。
パワーがありそうだなぁスポットでした。
一説によると、修行中の水場だったとか…。
鬼杉を堪能した後、奉幣殿を目指します。
林の中を歩いて歩いて、心細くなると現れる案内標識。
鬼杉から奉幣殿へのルートには、摩崖仏や梵字岩、虚空不動などなど、お祈り担当の私が好きそうな場所もたくさんありました。
少々疲れていたので、次回のお楽しみにとっておくことにしました。
そして奉幣殿到着~。
無事に下山できた感謝の祈りを捧げました。
活動時間5:56、距離7.4km😲
脚が少々ガクガクしますが、きれいな景色を堪能した修行でした。
おまけ。
昨年は中岳山頂からバードラインで下山しました。
目的は旧スキー場のススキ。
今年はどうかな?と立ち寄ってみたら、
今年も風に揺れるススキが、キラキラ✨と輝いていました。
最後までお読みいただきありがとうございました。