9月に入っても毎日まいにち最高気温が30度を超えていたころ、秋は本当に来るのだろうか?と思っていました。
10月に入り、晴れている日は暑さがありますが、吹く風はさわやかで、朝晩はすっかり涼しくなりました。

最高気温がまだ30度を超えている頃、いちじくが店頭に並び始めると秋の訪れを感じます。
晩夏のイメージです。
北東北で育った私は、いちじくを食べたことがありませんでした。
ねっとりした果肉の甘さの中にわずかな酸味。
プチプチという食感。
傷みやすく日持ちがしない、その季節だけ出会えるいちじく、大好き🥰
タネの少ない品種もありますが、あの食感も好きなので昔ながらの品種を買います。

次に目につくのが青みかん。
秋は確実に近づいているよ、と教えてくれる果物です。
初秋のイメージです。
私が子どもの頃、青みかんはレモン並みに酸っぱかった気がします😖
近頃の青みかんは酸っぱい顔になるほどの酸味はなく、少し物足りないような…。

青みかんが店頭に並ぶ頃…、

栗が並ぶのをわくわくして待ちます。
わが子たちは栗はあまり好きではないそうですが、私にとってはソウルフード!
栗拾いも大好きでした。
品種改良されてない山栗。
小粒だけど美味しかったなぁ、と思い出します。
栗は栗ご飯にします。
栗と塩だけで炊くのが栗ご飯だそうですが、私が好きなのは栗入り五目ご飯。
栗ご飯用は皮をむきますが十粒ほどあれば足りるので、残りは皮ごと茹でます。
それから中身を取り出し牛乳で柔らかくなるまで煮て砂糖を加え、マロンペーストに。
自家製マロンペーストを独り占めできるのは、この上ない幸せ😋

写真の焼き栗は福岡県みやこ町犀川にある松木果樹園さんの季節限定人気商品。
焼き栗も買ったけど、同じ敷地内にある「フルーツ工房えふ」さんでランチセットをいただきました。

ランチセットのデザートは季節のミニパフェ、この日はもちろんマロン🌰
ミニといいつつ、なかなかのボリュームでした。

食べ物だけでなく、香りでも秋を感じます。
キンモクセイが咲き、香ってくるのも待ち遠しい秋です。

私が育った北東北ではキンモクセイの花を見たことがありません。
埼玉に住み、初めて迎えた秋のある日、窓からキンモクセイの香りが強く漂ってきました。

??
なんで今日はトイレの消臭剤の匂いがこんなに強いの?
当時、私はキンモクセイの香りは消臭剤でしか知らなかったのです。
と、友人に話したら「昔、消臭剤と言えばキンモクセイだったもんね~」と笑いあいました。

こちらはギンモクセイ。
キンモクセイより優しい香りを控えめに漂わせています。

こちらは先日友人と訪れた国東半島で見かけたコスモスです。
秋風にそよそよと揺れていました。
昔は(また、昔ばなしかいっ)白とピンクしかなかったけど、今は品種が増えて濃淡様々で実にきれいです。

こちらは活動再開した登山部で行った平尾台の景色です。
快晴の陽を受けて、ススキがきらきらと輝いていました。

そして、夕陽に輝くうろこ雲。
ウォーキングしていても汗だくになることはなくなりました。
店頭に並ぶ梨の品種が「幸水」、「豊水」から徐々に移り変わり、最終品種「新高」が並ぶようになり秋の深まりを感じます。
今日の夕飯はおでんであったまろうっと。
(私が季節を感じるのは圧倒的に食べ物だなぁ…。)

最後までお読みいただきありがとうございました。