石穴稲荷神社に参拝し、太宰府天満宮に向かいました(石穴稲荷神社の投稿はこちらhttps://bukulvsorakumo.com/isianainari-jinjya/)。
太宰府天満宮について書き始めると、たくさんのことがあふれて大長編になりそう😅
何回訪れても、そのたびに新しい発見があるんですよね~。
天満宮だけではなく、太宰府エリアは奥が深いです。

ところで、今回は駐車場から驚きの連続でした。
車が少ない…。
コロナ以前は平日でも大型バスや乗用車がたくさんとまっていて、天満宮に向かう道は参拝者が車道にはみだすほどでした(運転しながら、「チッ🤨」いえいえ💧「危ない~」と思っていました)。
参拝者というか、観光客ですね。
聞こえてくる言葉も日本語ではなく、「ここ日本だよね?」と感じたものでした。
今回は駐車場も参道も人が少なく、梅が枝餅屋さんやお土産物屋さんは空いている店を数えたほうが早いんじゃないか、というくらい閉まっていました。

(こちらは太宰府天満宮のHPです。 https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
境内も人がいません。
いつもは行列ができている御神牛の前に人が全くいなくて、好きなだけなでまわせそう(なでないですけど)。
心字池にかかる三つの橋が工事のため通行止め…。
そうね~、こういう機会でもないと工事できないよね~。
菖蒲池の方に迂回して本殿に向かいました。

コロナ対策の仮設(?)手水舎で浄め、では道真公にご挨拶、と楼門をくぐりました。

嘘でしょ?と思うくらい人がいない…。
こんな太宰府天満宮、見たことがない…。

ここにお詣りさせていただくたび、太宰府天満宮に気取りのない庶民的な空気を感じていました。
(余談ですが、初めて筥崎宮にお詣りした時、凛とした空気が太宰府天満宮とあまりにも違うので驚きました。筥崎宮の御由緒を見て納得。)
太宰府天満宮には遊園地や幼稚園があり、大相撲九州場所の宿舎もあります。
そして国内外から観光客がたくさん来ていました。
道真公は、人それも庶民がお好きなのだな、と思っていました。
それが、この境内…。
道真公は寂しく感じているだろうな…と考えながら境内をうろうろしていたら、『これが、そもそもの神社の在り方だから』と道真公に言われた気がしました。

そもそもの神社の在り方…。
なるほど、石穴稲荷神社を訪れた後だから余計にわかります。
人は太古の昔から山や岩に神聖な力を感じ、日々の平穏な暮らしや感謝のための祈りを捧げていました。

作物がたくさん実りますように。
今年も実りをありがとうございます。
私や家族や集落の人たちが健康でありますように。
子どもが無事に産まれた、ありがとうございます。
亡くなった人が向こうの世界に迷わずに行けますように。

今より簡単に人が死んでしまう時代だったから、平穏が何よりありがたい、まさに有り難いことだったのではないでしょうか。
神社は、観光ではなく祈りのための場所。

そして、いつしか神社は我欲のために祈ることが多くなった気がします。
その願いは自分のためなのか、世の中のためなのか。
本来の神社の在り方を考えて正しなさい、ということかな。
道真さん!(公が取れてる笑)、気づかせていただきありがとうございます!!

やはり、太宰府天満宮は私にとってとても特別な場所。
私を癒やし、気づかせ、背中を押してくださいます。
また愛が深まりました💖

参道のお店の先行きを考えていたら、「苦しいだろうけれど、なんとかしのいでほしい…。」と言われた気がしました。
これも、きっと道真公のお心…。

某テーマパークの「かくれ〇ッキー」みたいな「かくれ梅」(笑)。
とある場所に向かうところに、けっこうわかりやすくあります。

人が少なかったので、ご祈祷を受けていた方の祝詞のご相伴に、こっそりあずかりました😊
この後、私が一番好きな癒やしの場所から天開稲荷神社へ足を運び、さらに次の目的地へ向かいました。
久しぶりの大宰府旅は、まだ続きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。