英彦山の紅葉を思い出し(詳細はこちらhttps://bukulvsorakumo.com/mt-hikosan-itinennburi)、国東半島に行ったとき、紅葉の時期に英彦山に行こうね、と話したことを思い出しました。
行くなら今だよなぁ、と声をかけると、スケジュールが合ったHちゃんと行くことになりました。
前回の英彦山から三日。
私史上、最短の再訪です😅
今回は私がエスコートするので、正面登山道を往復することにしました。

行きの車中で、
「昔、実は登山部だったりしない?」
と、聞いてみました。
行く前に荷物や服装を、にわか山ガールの私がアドバイスしていたからです。
「登山部ではなかったけれど、富士山に登ったことがある…。」と。
😱
初めて聞く、衝撃の事実。
偉そうにごめんなさい~。
詳しく話を聞くと、学生時代にサイクリング部に所属していて、近くまで行ったときに学生ノリで着の身着のまま登ったとのこと。
それでも、富士山ですよ🗻
日本の最高峰。
霊山としても日本一。
いいな~。
すごいな~。
うらやましいな~。
現在の富士山は、そんなカジュアルな登山はできないんじゃないかな?
すごく混んでるらしいし。
そんな話をしながら別所駐車場に到着。
天気が良くて登山日和です。
奉幣殿で登山の無事を祈り、

境内にあるこちらで水筒にお水をいただき、いざしゅっぱあつ。
正面登山道は整備されている、比較的歩きやすくわかりやすい道です。
それでも鎖場があり修験の山を感じさせます。
迂回路もあるけど、やっぱり鎖場を登らないとね、と鎖場を登ってもらいました(私は撮影係😁)。

登山道には色とりどりの葉っぱが積もっていました。
上を見上げると色づいた木と青空が美しい。
いい日に来られてよかったね~😄

中宮にお参り。
ここは宗像三女神をお祭りしています。

登山道を歩くこと二時間、上宮に到着です。
若干曇っていて、遠くの方は霞んで見えます。
すっきりクリアな眺望を楽しんでもらいたかった。
う~ん、ちょっと残念⤵

テーブルが空いていたので昼休憩。
スープポットに入れてきたスープで身体を温め、一息つきました。
さて、下山です。
支度をしていたら若い女性が北岳の方から走ってきて、「ゴールはここですか?」と。
ゴール?
ゴールとは⁇
頂上ですか?と聞かれれば、「はい、中岳の頂上です」と答えます。
が、ゴールですか?と聞かれたので、ゴールは人それぞれじゃろう…と哲学的なことを考えてしまいました。
それにしても、走ってきた?
流行りのトレイルランニングでしょうか。
すごいなぁ~。
その健脚なら南岳の頂上もすぐですよ、って言えばよかった😣

英彦山は三回目ですが、正面道を下りるのは初めてです。
整備されているので、なんてことはないだろうと考えていました。
が、山道なので、やはり膝と太ももへの負担はかなりあります😅
ずっと歩いていると、ガクガクしてきます。
なめていた。
ごめんなさい🙇‍♀️
と、思って歩いていたら、道の脇をくねくねと動く長い生き物を発見?
求菩提山では、二種類の蛇と遭遇した実績を持つ私。
英彦山でも蛇かしら?とよく見ると、形態はミミズ。
が、私の知っているミミズではなく、色が明るい紺色😲
え~、ミミズだよね?
しばらく二人で観察しました(どちらも男の子がいるせいか、きゃーとかイヤーとか言いません😁)。
緑の草の上を通るときには、保護色のように緑色に変わります。
キレイ~。
枯葉や草の上を優雅に移動しています。
天気がいいので乾燥ミミズになってしまわないか、と心配しました(笑)。

初めての生物との出会いもあり、無事に下山して帰路に着きました。
Hちゃん楽しい英彦山登山をありがとう!

帰宅してから調べたところ、紺色のミミズは『シーボルトミミズ』。
日本固有種で、中部地方以西の太平洋側に分布し、森林に生息するのだそうです。
学名の由来は、江戸時代に長崎の出島の医師だったシーボルト。
キレイなミミズだったなぁ…。

この登山から10日。
今日のニュースによれば、英彦山の紅葉は英彦山大権現あたりまで下りてきたようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。