その壱(https://bukulvsorakumo.com/usarakahiko)からの続きです。
そういうわけで、求菩提山に行かないと完結しないな(何が?)、と思いました。
極楽浄土も行かせていただけるものなら、行きたいですし。

今年の四月に登山部で求菩提山に行く予定がありましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、登山部は活動休止していました。
青龍窟にはソロで行ったけど、初めての山は経験者がいると心強いな~。
予定が合わなければ一人で行くことにして、ダメもとで声をかけてみたら、二人が同行してくれることになりました。
私は初めての求菩提山ですが、二人は再訪です。
かなり心強い😊

当日は気持ちのいい秋晴れ☀
座主駐車場からスタートです。

森の中の石段を登っていきます。
久しぶりの山なので、三人ともテンション⤴⤴

求菩提山も英彦山と同じ修験の山です。
あちこちに史跡が残っていて、今回はその史跡をまわるルートになっています。

こちらは獅子の口。
シュールというかなんというか…。
獅子には見えないし、後ろのパイプは手品のタネを見せられているような…😅

この看板を見ると、つまり手水ということかしら?

説明の看板はあちこちにありました。
右上のカラス天狗は「くぼてんくん」です。
豊前市HPによれば、

くぼて山にすんでいるカラス天狗の男の子。
誕生日は10月9日。

くぼてんくん、もうすぐお誕生日✨
私よりはるかに年上らしい(笑)。

中宮鳥居です。
年月を感じさせる、いい雰囲気。
一礼して鳥居をくぐり、まずは中宮を目指し木漏れ日の中を歩きます。
中宮にはあっという間に着きました。
中宮の脇に、立派な鬼神社もありました。
そういえば、英彦山にも鬼神社があって、わが子とお詣りしたんだった。

中宮の右奥にあるこの階段が上宮への道です。
「求菩提山は登山というよりハイキングだよ~」と聞いていました。
が、上宮の手前にある「鬼の石段」はなかなかキツイ。
ハイキングなんて嘘や~。

息を切らせて上宮に到着。
秋晴れの空がキレイだったので撮ってみましたが、うーん、意外に雲が多い。
お詣り前に呼吸を整えていた時、頂上はそっちだよ、と教えてもらいました。

ほんとだ👀
拝殿の左の方に、頂上の標識があります。
そして、おやおや、大きな石がゴロゴロしてるじゃありませんか。
最近ご縁のある磐座だぁ~。
ふらふらとそちらに行ってみました。
子どもの頃みたいにぴょんぴょんと岩の上を飛び移るのは無理でした😅
一歩一歩気をつけながら、ちょっと平らになった大きな岩の上に座りました。
大きな木の根が大きな岩を抱えるように生えていました。
不思議に落ち着く場所でした。

上宮のお詣りを済ませ帰路に…と、思いきや、「虎の宿」なるポイントまで行ってみることになりました。
一度下りまた登るのですが、これがなかなかの勾配なうえに、歩いても歩いてもなかなか虎の宿に着きません。
着いてみると虎はいませんでしたが、気持ちのいい場所でした。
ここでちょっと休んで糖分補給。
勾配が急なところは登りより下りが不安です。
が、転ぶことなく胎蔵界護摩場跡まで戻り帰路に着きました😊
いつも不思議に思うのですが、往路より復路は早く感じます。
なんででしょう?

切り立った岩から水が落ちてきます。
美しい…。
下山ルートは見どころ満載です。
修行に使われた数々の窟、氷室跡、天然のプールみたいな(?)みそぎ場があり、座主駐車場に戻りました。
ずーっと木々の間を、木漏れ日を受けながら歩きました。
まさに森林浴。

今回は、山に入ったらなぜかぼーっとして眠くなりました😅
早々に脱水症状?とも思いましたが、この感じは石穴稲荷神社の奥の院にお詣りした時と似ていました。

登山中に最後尾を歩く私の後ろの方でガサガサと音がするので見てみると、ヤマカガシ🐍
その後、アオダイショウ🐍にも出会いました👀
野生の王国~(笑)。
毒蛇や、とぐろを巻いて威嚇しているのでなければ、蛇も怖くない。
テリトリーに侵入しているのはこちらですし。
冬支度の邪魔をしてごめんね~。
あれ?
参道で出会う蛇は吉兆だったよね?
そういえば、上宮では黒いアゲハ蝶が舞っていたなぁ🦋
あんな高いところ(山頂は標高782m)にもアゲハがいるんだ。
あれ?
境内で出会う蝶も吉兆だったはず。
ということは、とても歓迎されたと思っていいのかな😊
久しぶりの山はとても楽しく、パワーをいただきました。
そして、うさらかひこくぼ コンプ👍
極楽浄土だぁ🙌

家に帰る前に寄り道したショッピングモールで、秋色の洋服を衝動買いしました。
そしたら、

「△円以上お買い上げの方に差し上げます」と、柔軟剤をもらいました。
試供品サイズではなく販売サイズ。
なんて太っ腹な企画~。
お詣りのご利益?

山では眠かったのに家では力がみなぎっていて眠くなりませんでした。
山で疲れたはずなのに、有り得な~い。

そして、登山部再始動です。

最後までお読みいただきありがとうございました。