台風14号で高千穂峡の遊歩道の手すりが流されたようです。
私が訪れた時とは違う景色に心穏やかではいられません。
また、美しい景色が間近で安全に見られる日が来るよう祈ります。

子離れひとり旅二日目は、高千穂峡を見て帰るというのが大まかな予定でした。
天岩戸神社東本宮にお詣りした時点で、やっぱり八大龍王水神の龍王さまにご挨拶したいなぁ…と、思いました。
となると、まずは槵觸神社の神さまにおとりなしをお願いしに行かねばなりません。
(八大龍王水神にお参りする前に槵觸神社の神さまにおとりなしをお願いする、というのはとあるスピリチュアル系のブロガーさんの書籍で読みました。)
実は、天岩戸神社→槵觸神社→八大龍王水神のルートは、あまりスマートではありません😅
行ったり来たりになるのです。
でも、先を急ぐ旅ではない、気ままな一人旅なので思うままに動くことにしました。
槵觸神社は前に来た時と同じ、優しい雰囲気で私を迎えてくれました。
参拝を終えて駐車場まで戻り、高千穂に来るのはこれが最後かも…と周辺の案内看板を眺めました。
四皇子峯(しおうじがみね)…山の準備をしていないので、やっぱり今回も山は無理。
天真名井(あめのまない)…前に慌てながらも行ってみたから、今回はお初の場所へ行きたいなぁ。
荒立神社…💡
どういうわけか、私の興味のアンテナが向きました。
看板には、『猿田彦命と天鈿女命が結婚して住まわれた地とされている』と書いてありました。
前夜、鈿女さんを神楽で見たからこれもご縁かな?
荒立神社までの距離はどれくらいか調べてみると、車で二分、徒歩で六分。
そのくらいなら歩こっかな~🚶‍♀️
地図アプリのチカラを借りて、槵觸神社の脇の道を歩いて荒立神社に向かいました。
林の中はよかったのですが、開けた場所に出たら直射日光を受けて、暑い💧
4月なのに日焼けしそう…。

鳥居が見えました。
桜は散り始め、葉っぱが出ていました。
駐車場は槵觸神社駐車場より広く、整備されています。
テントはお店になっているようでした。

木立の中に手水舎がありました。
ご由緒の看板がかかっています。

猿田彦命と天鈿女命が結婚して、荒木で庵を建て住居にされた場所を神社にしたので『荒立神社』なんですね。
つまり、新婚の地💕

拝殿です。
新婚の地にふさわしく、程よい大きさの、希望に満ちた感じが…しませんか?
中に入って参拝できます。

中にはこんな額がありました。
手前が猿田彦命、天孫降臨の道案内をしている場面らしいです😊

猿田彦さんも、(天の岩戸を開けて放り投げた)天手力男さんも、
天狗みたいな鼻が特徴的な神さまです。
大陸系の渡来人じゃないかな~🙄(あくまで個人の見解です)。
猿田彦命と天手力男命を同一神とする考え方もあるようですが、
個々の神さまだとすると鈿女さんが天手力男さんではなく猿田彦さんを選んだのはなぜだろう…?
いやいや、猿田彦さんが岩戸前で踊る鈿女さんにハートを射抜かれたのか⁇
と、現代のフツーの人間目線の妄想が止まりません(笑)。

境内を見回すと『歳神』という扁額のかかった小さめの鳥居がありました。
こちらにお詣りをして、桜吹雪を見ながら荒立神社を後にしました。

しかし、
ここで帰ってはいけなかったのです!
私あるあるですが、帰ってきて、いろいろ調べると見逃し案件が出てくる😣
神社の裏山に板木が掛けれらていて、これを叩いて願掛けし、一周できるようになっているらしいのです。
山中を歩く機会を逃したのは、痛恨の極み😭
さらに、
道開きの神さまである猿田彦命。
芸事の神さまである天鈿女命。
この二柱の神さまが新婚生活を始められたということで、縁結び・夫婦和合のご利益もあり、芸能人がお忍びで訪れるのだとか…。
軽い気持ちで訪れた荒立神社、実はすごい神社でした😲

この旅の後に始まる夫との二人暮らし。
熟年夫婦の、かすがい(子どもたち)がない状態での再スタート。
これを応援してもらうために私のアンテナが反応したんだなぁ~。
夫婦和合。
頂いたご縁の不思議をありがたく感じています😊

最後までお読みいただきありがとうございました。