「荷物は最小限度、どうしても必要なものは現地調達」が、旅の荷物のこだわりです(国内の場合は)。
そんな私の、今回のひとり旅のお供。

まずは、こちら登山靴です。
出発前から天候が悪くなることはわかっていました。
雨が降っていたら登拝はしないことにしていましたが、雨上がりの場合は登拝をあきらめたくなかったので、靴選びは最後の最後まで悩みました。
街中も歩くので、いかにも山!という格好もしたくないし、荷物を増やしたくなかったので手持ちにもしたくありませんでした。
ニットのロングワンピースに合わせてみたら、若者のワークブーツ風に見えないこともないような気がします(自信のなさが出ています笑)。
見た目と重さが心配ではありましたが、登拝のために足元を優先することにしました。
何度も試し履きをして購入したので、最初に履いた日から靴擦れもなく山での強い味方であることは確認済みです。

結果としては、大正解でした。
この靴のおかげで、雨上がりのぬかるんだ三輪山登拝が無事にできました。
神社・仏閣は山道と似たところがあるので、玉砂利の上も安定して歩けました。
たくさん歩きましたが重さはさほど気にならず、でも舗装道路で底が少し減ってしまいました。

…京都で待ち合わせした我が子から、
「その、おじさんみたいな靴は何?」
と、聞かれました。
第三者の目にはそう映っていたみたいです…。

お次はこちら、明治アーモンドチョコレート BLACKです。
高校生の頃、電車の中でこの赤箱を食べながら帰るのが日課でした。
赤箱のCMをしていた某プロ野球選手のファンだったのです。
現在は、BLACKを選びますが毎日食べたらきっと大変なことに。
でも、やっぱり、乗り物に乗って移動するときは手元に欲しくなります。
今回もぎゅうぎゅうの荷物に、なんとかねじ込みました。

そして、こちら文庫本です(書影は版元ドットコムさんのものです)。
森博嗣 Wシリーズ9作目。
内容に引き込まれ、初日で読み終わってしまいました。
普段、家では読書の時間が細切れになってしまうので、移動中はじっくり本が読める貴重な時間です。
もう一冊仕込んできたけれどこれは帰り用なので、少し手持無沙汰な夜を二晩過ごしました。

旅のお供選びも旅の一部で、楽しい作業です。

最後までお読みいただきありがとうございました。