都農神社の神さまの大きさ・温かさを存分に感じ(詳しくはこちらhttps://bukulvsorakumo.com/tsuno-jinja)、次の目的地に向かいました。
次なる目的地は、日向市美々津町にある立磐(たていわ)神社。
神武天皇が東征のため美々津港より出港する際に、航海の安全を祈念したと伝わる神社です。
高千穂から始まった「宮崎ふしぎ旅」は、神話の世界を回る旅にもなりましたので、お詣りさせていただかなくては😊

神社は耳川の河口にあります。
そういえば、青島神社に向かう時にカーナビの地図を見ながらわが子が、
『こういう場所はたいてい、形から名前が付けられるんだけど、耳みたいな形をしてるのかな?どこから見たんだろう。上からじゃないとわからないよね。』
と、言うので高い山を探したのを思い出しました。
耳川の流れは日向灘へとつながり、大きな白い波しぶきが見えました。
キレイに整備された護岸の上には釣り人が。

こんな看板がありました。
へえ~😮
看板の文中に、『時の内閣総理大臣海軍大将 米内光政揮毫』とあります。
米内光政は岩手出身。
思いがけず宮崎で、ふるさとつながりを見つけました。
この看板で説明されている碑が、こちら、

周囲ののんびりした風景と一線を画すような、重々しい昭和な感じの碑です。
この碑の『地』の字の下に何やらでっぱりのようなものが…。
寄ってみると、

船の彫刻😲(船形埴輪を模したものだそうです。)
神武天皇一行は、このような船で出て行ったのでしょうか。
先ほど見た日向灘の大きな波しぶきを思い出すと、上下に大きく揺れながら波間を進む光景が目に浮かび、現代人かつ内陸育ちの私には到底無理と思いました😅

この碑の脇を通り進むと、

いい感じに古びた、私好みの鳥居。
狛ちゃん。
そして、本殿。
本殿は、改修工事のためビニールシートがカーテンのようにかかっていました。
風でなびく隙間から、本殿の中を拝見させていただきました。

お出迎えしてくれた狛ちゃん。
鵜戸神宮で出会った、海中から引き揚げられた狛ちゃんに雰囲気が似ているような気がします。
凛々しい顔なのに、大型犬の子犬のような脚が可愛い。

境内には、とても大きなご神木や、

神武天皇御腰掛之磐がありました。

すぐ近く(の上の方)に幹線道路が通っているのだけれど、とても静かで穏やかな神社でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。