二か月前の話になります。
末っ子の引っ越しを終えた私は、涙ぐみつつ車を走らせました(詳細はこちら→https://bukulvsorakumo.com/karano-su)。
子離れひとり旅の始まりです。
…ワクワク。
涙ぐみつつワクワク?(笑)。
この旅の最初の目的地は、阿蘇!
阿蘇を訪れるのは初めてではありませんが、25年ほど前に訪れた時の記憶はあやふやです😅
あの頃の私にとって、阿蘇は九州の有名な観光地の一つでした。
それから約25年の間に、精神的にも肉体的にも成長(老化?)しました。
観光ではなく、神さまに会い・祈るために神社に詣でる楽しみを知りました。
登山を始めてからは、山には山のパワーがある、山には神さまがいらっしゃる、と思うようになりました。
阿蘇に行っておかないと後悔する😣
「阿蘇に行っとかんといけん」と、九州暮らしで身についた、なんっちゃって九州弁で思いました。
そんな気持ちで阿蘇に向けて車を走らせます。
気持ちのいい好天でしたが、阿蘇方面の空と雲が…、
なんだか、すでにすごいパワーで私を呼んでいます。
これは~、歓迎されている😆
と、勝手に思いこんだ私のワクワクは止まりません。
草千里を目指し、山道をひた走ります。
(熊本県公式観光サイトによれば、正しくは草千里ケ浜というみたいですが、草千里で話を進めます。)
近づくにつれて空と山のパワーが増す一方で、圧倒された私は途中で車を停めて写真を撮りました。
この日の空はとにかく力強さと畏れ多さがありました。
阿蘇エリアがパワスポなんだ~、と思わせる景色です。
道中、あの山にもこの山にも登ってみたい~、と思っていました。
(熊本地震や豪雨、更には2021年の阿蘇山噴火のため、規制されているルートがあるようです。)
山道に入る前はガラス越しの日差しが暑く、暑さによる体力消耗を心配していました。
しかし、草千里に到着して外に出ると風がそこそこ強い。
そもそも山だし、それなりに寒くて暑さの心配はなくなりました😅
まずは展望台からぐるりと360度見渡し、
次いで草千里の広大さが伝わる写真を…、
撮りたかったのですが、う~ん😣
いつも思うことだけれど、スマホカメラでは大きさや高さ広さはうまく伝えられません。
阿蘇の雄大さは現地で感じるのが一番です😅
でも、この写真をよく見ると…。
山の上に鳥が羽ばたいているような雲が!
ここは、火の国熊本の、火の山阿蘇エリアだから、これはきっと火の鳥🤩
火の鳥にも歓迎してもらった~、とテンション爆上がり⤴⤴
とはいえ、展望台は見晴らしがよいだけではなく風の通りもいいので、冷えてきました。
そこで、草千里の中にある丘に行ってみることにしました。
その土地のパワーを感じて頂戴するには、自分の足で歩くのが一番(個人の見解です😃)。
身体も温まるし。
写真右下の、白っぽくなっている、広い道を歩きました。
雨水がたまってできたという池や、噴煙の上がる中岳を見ながら緩やかな坂を登り、身体も程よく温まりました。
丘のてっぺんから見た噴煙です。
ときどき、『おおっ!』と(素人が)思うくらいの噴煙が上がるタイミングもあるのですが、カメラを向けたときは穏やかでした。
子離れのせつなさは風がどこかへ持ち去ってくれました。
阿蘇の山と大地と空のパワーを存分に感じ、なにか大きなものを受け取った気がしました。
小腹が空いた私は、売店で熊本の郷土菓子「いきなり団子」を購入。
厚切りのサツマイモの上にあんこをのせ、練った小麦粉(餅の場合もある?)でくるんで蒸しあげた、団子というか饅頭というか…。
この素朴な味が大好き🥰
いきなり団子を旅のお供にして、次の目的地に向かいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。