元日に初日の出を見ることができなかったので(詳細はこちら→https://bukulvsorakumo.com/happynewyear)、とある日の朝に再び山に向かいました。
まだ永住先が決まっていないわが家としては、生家やその近くに住むこともあり得ます。
そうなった場合、内陸なので海から日が昇る様子は見られません😅
ならば、やっぱり今のうちに見ておこう。
スマホで翌日の天気と日の出時刻を確認して就寝。

早起きは苦手ではないのでスッキリ起床し、山頂を目指しましたが…、
これがキツイのなんの。
緊急事態宣言を受けて登山部も一月は活動自粛していましたが、いろいろ気を配りおそるおそる蔵持山に登ったのが二日前。
その疲労がまだ残っているのでしょうか。
呼吸は荒く、心臓バクバク。
「なんでこんなんことしてるんだろう?」と思いながら登りました。
なかなか山頂に着かない時やキツイ時は、いつもそう思うんですけどね。

山頂についてみると、元日とは違って私一人。
海を見ると…、
海と空の境目は霞んでいます。
今日もダメかぁ…😔
と思いつつ、しばらく山頂にいました。

椿が咲いていました😀
この花を撮ろうかな、いや、こっちの花かな、と時間をかけているうちに…

太陽が!
うわぁ~。
太陽の上のグラデーションが、すごく美しい。
日の出の瞬間ではなかったけれど、今日が始まる美しい空。
しばし見とれたのちに、『今日はこれで充分。ありがとうございます😄』
と、下山することにしました。
そしたら今度は、

満開の白梅。
春です~。
スマホを操作して、背景ボケの写真が撮れるかな?と試していたら、

光の道!!
海上を照らし、まっすぐ私に向かっている光の道。
私だけが見ている美しい光景に、涙が出ました。
天照大神(あまてらすおおみかみ)さま、ありがとうございます、と祈っていました。

天照大神は太陽神。
『古事記』では伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から戻り、川で禊をした際に左目から生まれたとされています。
先日、図書館で『アマテラス』という絵本に出会いました。
既に絶版となっており、復刊ドットコムさんのサイトで書影を見ることができます(https://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=50086)。
東逸子さんの絵がとても美しい絵本です。
文章は舟崎克彦さんが書かれ、わかりやすく読みやすいおはなしになっています。
(アマテラスとスサノオの二人姉弟に書かれている点は、月読命も好きな私としては不満が残りますが😁)
弟スサノオの度重なる悪行・蛮行に業を煮やしたアマテラスが、天の岩戸に閉じこもり世界は暗闇に包まれます。
神々の策略で再び姿を現すアマテラスがとても美しく描かれていて、一番好きなページです。
このページのアマテラスを見た時に「卑弥呼さま」と思いました。
「アマテラス=卑弥呼」説をとなえる研究者の本を読んだ記憶とつながったのかもしれません。

そんなこともあり、光の道が嬉しかったのです。

こちらは、数日前の夕陽。
圧倒されるような力強さ・大きさの夕陽に、やはり感謝と祈りの思いがあふれます。
天照大神さま、今日もありがとうございました。
地球上のすべてをお守りください、お導き下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。