槵觸(くしふる)神社の神さまが示してくださったのは、「八大龍王水神(はちだいりゅうおうすいじん)」でした(詳しくはこちらhttps://bukulvsorakumo.com/kusihuru-jinjya)。
動揺したのには、こういう理由があります。
行き当たりばったり旅の私ですが、若干の下調べはします。
(が、たいていの場合は頭に残らず、行った後でこういうことだったのね!と理解します😅)
今回も、一応下調べをしました。
高千穂町のどこに、何が、どのくらいの距離感で存在するのか、くらいは知っておこうと思いました。
(でも、神社や名所、旧跡がいろいろたくさんあり過ぎて、頭の中に残らないのはいつもの通りでした。)
初めての場所を訪れるときの下調べは、まず市町村のHPを確認します。
たいてい、観光案内あるいは観光協会へのリンクがあるからです。
今回も、その手順で調べ始めました。
高千穂町にある神社一覧から高千穂神社を選んでクリックしたつもりだったのですが、画面に表示されたのは「八大龍王水神」の紹介ページでした。
あれれっ⁈
なんで⁇
無意識に八大龍王水神の項目をクリックしたのかもしれません。
でも、私に対するメッセージと思いました。
原因を追究し、あれこれ考えて悩むより、受け入れてしまったほうが楽だし早いし面白いからです😁
私の一人旅だから迷惑をかけることもないし。

そういうわけで、今回の旅のメインは八大龍王水神で、はずせない、と思ってはいたけれど、槵觸の神さまからもご提示され、しかも龍王さまがお待ちだということで、かなり驚いたのです。
龍の雲を見上げるのは大好きだけれど、霊感がない(幽霊は見えない)うえに鈍くて、神さまからのメッセージも受け取り切れていない普通の人間の私に何をさせようというのか?
槵觸神社で、「マジか~⁈」とつぶやきました。

グーグル先生にお聞きして、住所をカーナビに設定しました。
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)の近くを通るようです。
が、まずは寄り道せずに向かうことにしました。
町から離れ、山の方向だし、道も細くなり不安がよぎります。
心細くなったところで、八大龍王水神と書かれた立派な細長い石が立っていて安心しました。
すぐに駐車場がありました。
けっこう広いんです。
予想外にきれいな駐車場なんです。

やっぱり、こちらの鳥居もどどーん!
そして、歓迎されてる気もするけれど、なんだか強い圧も感じます😅
黒龍さまがいる!と、思いました(根拠はまったくありません)。
参道は坂道になっています。

ゆるゆる坂を登ってゆくと、御由緒がありました。
古い時代から祀られていた水神さまのようです。
(八大龍王水神公式HPはこちら→http://www.hachiryu.jp/
さらに坂を進み境内に入ると、

道路に張り出すように生えているご神木。
龍のパワーを受けた木だ…。
さらに境内には、

木がこんなふうに生えていて、
いや、もう、これ、本当に龍の雰囲気だわ😲
と、激ニブな私でも、普通の場所じゃないことが伝わる空気感。
パワースポットという言葉で表現するのは軽すぎる、特別な場所です。

本堂です(畏れ多いので、少し離れた場所から撮りました😅)。
お参り用のお線香やろうそくがありました。
お酒のほかに、生卵がお供え物の定番らしく、お供えするためのプラスティックケース(蓋つき)がありました。
お線香に火をつけて捧げます。
(小さい頃、お仏壇で手を合わせる伯母にくっついて手を合わせていたので、お線香の香りは大好きです。)
手を合わせ感謝の祈りをした後、脇から本堂の裏にある古来の拝殿に行ってみることにしました。
(撮影禁止なので、写真はありません。)
先にお参りされた方がお酒を撒いたのか、日本酒のにおいがします。
私ならベタベタする感じが嬉しくないなぁ、と思いました。
祠の前で手を合わせ、日々の感謝の祈りを捧げました。
すると、『〇〇に行く前に青島神社に行きなさい』と。
(○○は、状況が許せば行くつもりの離島のことです。)
私は、青島神社に行けない理由をあれこれ伝えました。
わが子の進学先が決まれば、手続きや引っ越しがあり、泊まりのお出かけは厳しい。
わが子の進路次第では、わが家自体の引っ越しがあるからなおさら厳しい。
すると、『子どものことは大丈夫、よいように進むから心配しなくていい』と。
神さまは(八大龍王は仏教系ですが、神さまと呼ぶことにします)具体的にどう大丈夫なのかは教えてくれません。
大丈夫、心配しなくていい、だけが伝わってきます。
我が家的な問題が大丈夫でも、私的な問題もあるので、次にそれを話しました。
長時間運転すると、体が固まって痛みます。
特に左ひざの裏が痛くなるから、長時間運転する青島神社は無理です、と。
事実、この日も途中で立ち寄った別府湾SAで車を降りる時に、「あたた、いてて」となっていました。
(体勢を変えると痛むのですが、動き続けていると痛みを感じなくなります。)
それについても神さまは『大丈夫』、と。
どう大丈夫やねん?と思いながら、このままでは「無理」と『大丈夫』の応酬で、埒が明かないと思いました。
そこで私は、「わかりました。わが子問題が大丈夫なのであれば、長時間運転で身体の痛みが出ないようにしてください、そしたら行きます」と、言って(思って)しまったのです…。
さらに、「次はどこにお参りすればいいですか?」と尋ねたところ、
すごくあっさりした感じで、『ああ、今日はもう行かなくて良い』と。
はい、伝えることは伝えた、終了~、という感じでした😑
なんだよう、それ。
私だって青島神社に行けるものなら行きたいけれど、いろいろ事情があるんだよう。
しかも、もういい、ってなんだよう。
と思いながら駐車場に戻りました。
(敬愛する漫画家 川原泉氏の作品に出てくる、広岡真理子・キラ船長をイメージして悪態をついています(笑)。知らない方は、『メイプル戦記』・『ブレーメンⅡ』を読まれてください。)
駐車場には湧水が流れている場所がありました。
飲めそうなので一口いただくことにしました。
もういい、と言われたけれど帰り道にある天岩戸神社には寄ってやる~、と反抗心を静かに燃やしていました。

八大龍王水神は知る人ぞ知るパワースポットで、スポーツ界で活躍する選手・監督や、会社経営者など、勝利・成功を願う方々が、全国各地から参拝に来られるのだそうです。
高千穂町に行かれたら、ぜひお参りして空気感を感じてほしいです。
パワーがあるけれど、すごくあっさりした神さまです(笑)。
(スピ系の方の中には、厳しめと表現される方もいます。)

駐車場に献燈がたくさんありました。
一番目立つ場所に、

東京読売巨人軍の、川上哲治ご夫妻と藤田元司ご夫妻のご献燈が😃
藤田監督時代のジャイアンツ大好きだったんです。

天岩戸神社に向かいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。