青島神社では親子ともども素敵なお詣りになりました(詳しくはこちらをご覧くださいhttps://bukulvsorakumo.com/aoshima-jinjya2)。
新たなミッションが出てきたものの、今回の旅の一番の目的は果たしました。
が、せっかく宮崎まで来てこれで帰るのは、惜しい。
今回の旅の前に少~しだけ調べてみたけれど、そもそも興味の対象が神社・仏閣なので、それ以外の情報が頭に残りません😅
それでも、野生馬のいる都井岬まで行くのは時間的に厳しそうだということは確認しました。
日南海岸の海岸線をもう少しだけ南下して、鵜戸神宮を目指すことにしました。
家族旅行の時にも来たことがあるはず…。
普通に行けたよね。
と、車を走らせていましたが、幹線道路から鵜戸神宮までの道が…狭いのです。
離合できるんかいな?
(余談ですが、九州の人?福岡県の人?は、すれ違いのことを『離合』と普通に使います。住み始めた頃は驚きました。私の中では、知識としては知っているけれど、普段の会話には使わない、教習所の教本の中の単語だったからです。)
所々に道幅が広くなっている場所はありますが、不安です。
対向車が来ませんように…。
祈り虚しく、対向車が来ました。
しかも道幅狭いっ😣
なるべく端に寄せて止まり、対向車に先に通ってもらおうと思いました。
向こうのドライバーさんも恐る恐る、という感じです。
対向車の後部座席に座っていた娘さんらしき方が窓を開け、互いの車の距離を確認しながら、進んで、という合図をしてくれました。
心も見た目もウツクシイお嬢さんのおかげで、双方無事に通ることができました。
車の運転に興味がなく運転免許をまだ持っていない我が子は、車内でオロオロするだけでした(笑)
そんなこんなで、なんとか無事に到着〜、
したものの、すでに帰りが心配😅
気を取り直してお詣りです。
ご祭神は鸕鷀草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)。
山幸彦とも呼ばれる彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)と豊玉姫(トヨタマヒメ)の子どもで、育ての親でもある叔母(豊玉姫の妹)の玉依姫との間に四人の子どもがいます。
その子どもの一人が、彦火火出見尊(神武天皇)と伝えられています。
この方々にまつわる話が、いろいろ興味深い。
山幸彦と兄の海幸彦の互いの道具を取り換える話が、子どもの頃から好きでした。
豊玉姫はわが家に近い神社のご祭神だし、玉依姫が育ての親になった経緯も「いとをかし」なのです。
神武天皇は、お爺ちゃんと同じ名前なのですね。(ちなみに日本書紀で神武天皇は、神日本磐余彦天皇=かみやまといはあれびこのすめらみこと と書かれているそうです。)
神門です。
神門の先に楼門が見えます。
千鳥橋、玉橋と二つの橋を渡り階段を下りると本殿です。
洞窟の中に朱塗りの本殿が美しいです。
天井の岩が、不思議な模様になっていて天然のアートです。
雰囲気に圧倒され、しばしたたずみました。
本殿で手を合わせたのち、本殿に沿って廻ってみると、『お乳岩』『お乳水』がありました。
安産・育児のために手を合わせる場所のようです。
一回りして授与所の前に戻り、さて、ここでも運試しです。
鵜戸神宮は海のすぐそばにあります。
海側に目をやると、不思議な形の岩に波が当たり、ダイナミックに白く砕けています。
この様子が面白くて、ずっと見ていられそう。
さて、運試しですが、霊石亀石と呼ばれる岩にくぼみがあります。
この↓写真の左下のしめ縄で囲んであるところです。
↓オレンジ色の線で囲んでみました。
このくぼみ目がけて素焼きの運玉を投げ(女性は右手、男性は左手)、見事に入ると願いが叶うのだそうです。
私は、青島神社での平瓮投げの最高のイメージを持って帰りたかったので、ここではわが子のみチャレンジです。
100円を納め、五個の運玉を授与していただきます。
わが子は利き手とは反対の手で運試しとなりました。
五個中、一個はしめ縄の内側に当たって砕け、一個はきれいにくぼみに収まりました。
若いって素晴らしい🤩
いや、神さまのお心か…。
外れた三個もまったくの的外れというわけではありませんでした。
わが子は、こちらの神社も好きになったようです。
わが子の願い事が何なのか知らないけれど、きっと未来は明るく開けているのでしょう。
帰り際の境内で可愛らしい狛ちゃんに出会いました。
「どしたの?もう帰っちゃうの⁇」と言っているような表情です。
すぐ脇に立札がありました。
土砂崩れで海中に没してしまったものを、引き上げ修復したのだそうです。
修復された跡が痛々しく、白い足はギプスみたいに見えないこともない。
引き上げてもらってよかったね、と声をかけました。
可愛い狛ちゃんにお見送りしてもらい、お土産を買って帰るとしましょう。
…だけど、またあの細い道…。
その時、駐車場を出ようとしている営業用トラックを見つけました。
💡
この車の後ろをついて行けば、うまく幹線道路に出られるんじゃない?
と、いうわけでカルガモ走法でトラックの後を追いかけました。
が、トラックといえども営業車です。
あの細い道をぴゅーっと走っていき、あっという間に姿が見えなくなりました😅
カルガモ走法、成功ならず(笑)
でも、ぴゅーっと走っていったということは、対向車が来なかったというわけで、私も無事に幹線道路に出ることができました。
このブログを書くために、鵜戸神宮の公式HP(https://www.udojingu.com)を見たら、なんと、駐車場は他にもあるじゃないですか⁈
前に来たときは、きっとこっちに止めたんだ…。
少々歩いても大丈夫という方は、そちらの駐車場の方が精神的にいいかも😅
そして、このHPを見ていたら、いろいろ見逃していたことが発覚。
回収の旅に行かねばなりませぬ。
最後までお読みいただきありがとうございました。